ながら勉強〜効率よりもモチベーションを重視して学ぶ方法〜
はじめに
勉強において大切なものは何でしょうか?
もちろん効率も重要ですが、私は一番大切なのは「楽しさ」だと思います。
なぜなら、継続こそが本当の力を生むからです。
効率だけを追求しすぎると、モチベーションが続かず、最終的にはバーンアウトしてしまうこともあります。
私自身も、効率を重視しすぎて行き詰まりを感じた経験があります。そこでたどり着いたのが、モチベーション重視の「ながら勉強」スタイルでした。
この記事では、効率よりもモチベーションを重視する理由と、ながら勉強のメリット・デメリットについて詳しくお伝えします。
モチベーションを重視する理由
勉強を続けるには「心の余裕」と「楽しさ」が必要です。
効率だけを求めると、勉強がただの作業になり、徐々に疲れが積み重なりバーンアウトに繋がります。
私自身も、長い人生で何度かバーンアウトを経験していますし、塾講師時代にはバーンアウトする子どもたちを見てきました。
モチベーションを維持し、楽しみながら学び続けることができれば、多少効率が落ちても結果的に多くを学び取ることができます。
ながら勉強は、無理なく楽しみながら続けられる学習法として、特に忙しい日々の中で大きな助けになります。
ながら勉強のメリット
1. 隙間時間を活用して継続力を高める
ながら勉強なら、家事や移動中、お風呂など、忙しい毎日の中で隙間時間を活かせます。
わざわざ机に向かわなくても、気軽に勉強を始められるため、日々の学びが習慣化しやすくなります。
2. マスキング効果によるストレス軽減
音楽やオーディオブックを聴きながら勉強することで、ストレスが軽減されます。これは「マスキング効果」と呼ばれるもので、心地よい音が外部の雑音やストレスを和らげ、リラックスした状態で集中しやすくなるからです。
3. 気軽に学習を続けられる
音楽やオーディオブックを取り入れると、「ただ勉強だけに時間を注いでいる」という虚しさを感じにくくなります。
リラックスした状態で「ながら勉強」をすることで、気負わずに学習習慣がつき、毎日少しずつ学ぶことが可能です。
ながら勉強のデメリットと注意点
1. 効率が落ちやすい
ながら勉強は、集中力が分散されやすいため、難解な問題や新しい分野の理解には向いていません。内容によっては、集中して取り組む学習と使い分けることが必要です。
2. 視覚メディアは無理
YouTubeやテレビを見ながらの勉強は、視覚的な刺激が強すぎて集中力が途切れやすくなります。ながら勉強には、聴覚に集中できるオーディオブックや音楽がおすすめです。
3. 習慣化のリスク
ながら勉強に慣れてしまうと、「常に何かをしながらでないと落ち着かない」状態に陥ることもあります。時にはひとつのことに集中する学習方法も取り入れ、バランスを保つことが大切です。
効果的にながら勉強を取り入れるためのポイント
- 学習内容の選択: 聴覚中心で進められる内容が向いています。
- タイミングの見極め: 朝の通勤や夕方のウォーキング中など、ストレスなく学びが続けられるタイミングを探しましょう。
- バランスを保つ: 重要な内容は集中して行い、ながら勉強は補助的に取り入れるのがおすすめです。
まとめ
勉強は効率だけを追い求めるものではありません。モチベーションを重視し、リラックスしながら学び続けることで、最終的には大きな成果を得られます。
効率と楽しさのバランスを大切にし、続けられる学び方を見つけられると良いですね!
私は生涯学習こそ、充実した人生を送る秘訣だと考えています。