学びへの扉を開く親の役割

1. TSUTAYAでの気づき

先日、TSUTAYAで子供の好奇心を尊重することの重要性について考えさせられる出来事がありました。

ある子供が高校の理科の参考書を手に取り、「面白そう！」と興味を示していました。その子の目は輝き、学ぶことへの興味が芽生えているのがわかりました。

しかし、その親御さんが「それは高校の参考書。まだ早いし、お金の無駄遣い。」と言って子供の手から参考書を取り上げたのです。その瞬間、子供の可能性を閉ざしてしまうようで、非常に悲しい気持ちになりました。

子供には無限の可能性があります。興味を持ったことを追求することで、学びの世界が広がります。

もちろん、親として何でもかんでも与えるわけにはいかない事情もあるでしょう。しかし、一見無駄に思えることでも、やってみなければその先にどんな可能性があるのかは分かりません。

ポイント：子供の「やってみたい！」という気持ちは、学びの入り口そのもの。それを尊重し、応援することが親に求められる役割です。

たとえば、ある小学生が数学ユーチューバーの動画に夢中になり、独学で数学の知識を深め、数検1級を取得しました。準1級までは独学で進めましたが、1級は難しく、本人の希望で親が家庭教師をつけたそうです。

このように、子供の興味を尊重し、適切なサポートをすることで、才能を引き出すことができます。親の役割は、子供の成長の背中を押すことにあるのではないでしょうか。

子供たちが挑戦する中で、そのうちの一つが大きく成長し、人生を変えるきっかけになることもあります。

たった一冊の参考書が、人生を変える可能性だってあるのです。それを信じ、親は子供の可能性の扉を開いてあげるべきだと思います。

親の役割は、子供が挑戦できる環境を整え、最大限サポートすることです。

私は、子供が興味を追求し、学びの楽しさを発見していく姿を応援したいと思います。

親として、子供の「やりたい！」という気持ちを大切にし、人生の未来への扉、可能性の扉を開くお手伝いをする。

これこそが、親として果たすべき大切な役割だと信じています。