元塾講師、早期教育実践中のウパパが送る、子育て論です。
娘は現在、中学生。小学1年で英検3級、小学5年で英検2級、小学卒業時点で国語・英語・数学は高校中級レベルに。
中学の5科目試験では学年1位、全県1位ホルダー。今は部活動や生徒会活動に夢中。
これまでの早期教育に取り組んで良かったことや、失敗したことを赤裸々にご紹介しつつ、個人的な思いを綴ります。
習い事を絞る勇気
目次
送迎地獄から抜け出したい
子どもが複数の習い事をしていると、親のスケジュールは送迎でいっぱいになってしまいます。
これがよく「送迎地獄」と呼ばれる理由です。
たとえば、ピアノ、英会話スクール、塾、スイミング、クラブ、スポ少、「こんなに必要なのかな」と思いつつも、やめるのは不安。「他の子に遅れるのではないか」と心配してしまいますよね。
しかし、親が送迎疲れでヘトヘトになってしまうと、その疲れは子どもにも伝わり、楽しむ余裕がなくなってしまうかもしれません。
子どもは遊びたい!・・・でも時間がない
遊ぶ時間が足りないと感じている子どもも多いはずです。
特に幼少期の遊びは、創造力や感性、コミュニケーション能力を育む大切な時間です。「やらされる時間」が多くなると、「自由な時間」が奪われがちです。
習い事が多すぎると、家に帰ってもすぐ寝るだけ。「もっと遊びたいのに」という心の声が、聞こえてきそうです。
東大や医学部を目指さないなら、そこまで必要ない
「全力でやることが正解」ということもありますが、目指すものによっては別の選択肢もあります。
たとえば、通う学びなら、公文や学研などで無学年学習により、先取りにより、基礎学力をしっかり身につける。そして、高校までの公立の教育でしっかりと学ぶということで十分と思います。
「習い事をやめる勇気」も大切
一度始めた習い事をやめるのは勇気がいります。でも、「今、本当に必要なのか」と問いかけてみてください。
子ども自身が楽しめていないなら、その時間を親子の時間や遊びの時間に変えてみるのも一つの手です。
やっぱり、遊びが一番の学び
結局、子どもは遊びの中で多くを学びます。
自分で考え、工夫し、友達とコミュニケーションを取る中で成長していくのです。
まとめ:習い事を絞る勇気を持とう
英才教育は素晴らしい取り組みですが、親も子どもも楽しめなければ本末転倒です。送迎や習い事で忙しい日々を少し見直し、「これ、本当に必要なのか」と考えること。そして、親子で一緒に楽しむ時間を大切にしてみませんか。