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【読書レビュー】最新 プレジデントFamily 2025年冬号:勉強嫌いの普通の子が算数に夢中になる7つの秘密


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はじめに

子どもの学びを応援する親にとって、「勉強が好きになってほしい」「どうやってサポートすれば良いのか」といった悩みは尽きないものです。

 

今号の特集では、家庭で実践できる学びのアイデアや親子のコミュニケーションを深める方法がぎっしり詰まっています。

 

その中でも私の目を引いたのは、次のテーマです:

  • 「みるみる算数が得意に!」
  • 普通の子どもが算数に夢中になる7つの秘密
  • 「おうち英語」をどう進めるのが正解?

今日の記事では、特に印象に残った「普通の子どもが算数に夢中になる7つの秘密」について詳しくご紹介します。

算数に夢中になる7つの秘密

滋賀県彦根市の「りんご塾」は、普通の子どもたちが算数オリンピックのメダリストに成長することで注目されているそうです。

 

その秘密は、誰でも家庭で試せる簡単な工夫にありました。

 

以下に、そのエッセンスをまとめました。

1. パズルを使って勉強を楽しいものに変える

子どもたちは、問題集には見向きしなくても、パズルや迷路には興味津々です。「遊び」として取り入れることで、自然に考える力や集中力が育まれます。

2. 自尊心を守りながら学ぶ環境を整える

子どもが嫌がる「下の学年の学び直し」を、パズルを活用することで楽しい体験に変える工夫です。例えば、九九が苦手な4年生に2年生用教材を渡すと自尊心を傷つけてしまいます。しかし、九九を使ったパズルを与えることで、楽しみながら覚えられ、自尊心も守られます。

これ大事!

我が子も、子供の頃は、公文でせっかく1学年先に進んだのに、行き詰まってまた下の学年に戻されたりすると、すっごく嫌がるんですよね!

幼い子なりに自尊心があるというか・・・・・

それをゲーミフィケーションで工夫するとは、りんご塾は上手いですね!

3. 自分で考える時間を設ける

すぐに教えず、考える場を与えることで子どもは自発的に学びます。りんご塾では授業の中でパズルを取り入れ、思考力を引き出す仕掛けをしています。

4. 反抗期の子にも効果的なアプローチ

反抗期で勉強に対してネガティブな態度を示す子にも、パズルや迷路が有効です。楽しい活動を通じて、徐々に学びへの興味を引き出すことができます。

5. 問題を「自分ごと」にする

問題文に子どもや友人の名前を入れるなどの工夫をすることで、子どもが親しみを持ち、より積極的に取り組むようになります。

6. 図形の力は経験から生まれる

図形の感覚はセンスではなく、経験によって培われます。立体パズルを使って多面的な視点を育てることで、空間認識能力が磨かれます。

7. 最後は楽しい気持ちで締めくくる

「楽しい」と感じる経験で終わることが、次への意欲を高めます。勉強の最後におやつやゲームの時間を設定するなど、達成感や満足感を演出する工夫が大切です。「今日も頑張ったね」という親御さんの一言でも、子どもはきっと嬉しくなって、また頑張ろうと思えるはずです。

家庭で実践できるりんご塾の工夫

特集記事を通じて、学びを「楽しい時間」に変える重要性を改めて感じました。

この内容には、子どもが自ら考え、学びを楽しむための実践的な工夫が多く含まれていました。

たとえば、りんご塾では算数の苦手意識を克服するために、計算や図形の問題をパズルや迷路の形式にアレンジしています。

この工夫によって、勉強が「遊び」に変わり、子どもたちは自然と取り組むようになります。

家庭でもこれを応用し、パズルを使って算数や国語に触れる時間を設けることで、子どもたちの興味を引き出せるでしょう。

また、塾が出版している「天才!ヒマつぶしドリル」シリーズは、苦手な教科へのハードルを下げるのに役立つツールとして注目されています。

さらに、子どもが自発的に学ぶ機会を増やす工夫も家庭で取り入れられます。

例えば、日常生活の中で小さな課題を設け、子どもに解決策を考えさせる習慣をつけることです。

我が家でも勉強のハードルを下げて、勉強を楽しくやるか、ということにずっと腐心してきた10数年間でした。

勉強を楽しくするには、親はたくさん工夫しなくてはなりません。

特にお子さんが小さいうちは・・・ですね!

うちの場合は、もう中学生なので、親が楽しく工夫しなくても、勉強それ自体が楽しくなっている状態ですが、幼児期から小学生までは、親が率先して勉強が楽しくなる工夫をしてあげるべきと私は思っています。

私なりに今日のまとめということで一言でいえば、勉強のゲーミフィケーションが大事ということですね!

家庭でも楽しみながら学ぶ環境を作り出すことについて、りんご塾の取り組みは大変参考になると思います。