幼児・児童が英検に早期合格するための秘訣 〜我が家の経験を振り返って〜
1. ゆるくても効果的だった「ゆる英才教育」
こんにちは!ウパパです。
我が家の学習方針は「無理なく、楽しく、でも着実に」でした。
当時の目標は国語・数学・英語の3科目を小学校6年生までに高校卒業レベルに到達させること。
ただし、これを達成するために1日何時間も勉強するのではなく、1日の勉強時間は2時間までと決めていました。
英語の学習時間はそのうちの1日約40分程度。
特別なことをするのではなく、幼稚園の年中から平日は一日も欠かさず、コツコツと続けることを大切にしていました。
この「毎日続ける習慣」が、結果的に英語力を大きく伸ばす鍵となったと思います。
2. 勉強だけでなく遊びも全力で
早期教育と聞くと「子どもの遊び時間を犠牲にするのでは?」と思われがちですが、我が家では遊びも全力でした。
小学生時代、子どもは土日に友達と公園で遊んだり、Nintendo Switchを楽しんだりして1日5時間以上遊ぶことも普通でした。
遊びの時間は、子どもにとって大切なリフレッシュの場です。
たっぷり遊んだあとは集中力も高まり、勉強へのモチベーションが自然と上がります。
特に小学生の頃は、学びと遊びのバランスを意識することで、英語学習も無理なく取り組めるようになりました。
3. 英検SCBTを活用して試験に慣れる
小学生時代、英検合格に大きく貢献したのが英検S-CBT(Computer-Based Testing)です。
この形式は我が家にとって非常に使い勝手が良いものでした。
これが本日のタイトルの回収でして、我が家がゆるい学習ながらも比較的早めに英検合格できた秘訣です。
英検SCBTを選んだ理由とそのメリット
- 試験日程の柔軟性
英検SCBTは毎月実施されているため、夏休みや冬休み、5月の連休明けなど、都合の良い時期に試験を受けることが可能でした。
学校行事や家族の予定に合わせて調整できるので、スケジュールが組みやすかったです。 - 何度も受験できる環境
試験の機会が多いので、試験に慣れることができるのが最大のメリットでした。
何度も挑戦するうちにリラックスして試験に臨めるようになり、たまたま得意な問題や知っている問題に出会うこともありました。
そういう時にスルッと合格してしまいます。
そういう意味で、受験回数を増やすというのが、早期合格のための、一つの戦略になります。
しかも、ペーパーと違って一次に合格しなくても、毎回面接試験があるので、4技能をバランスよくコツコツ伸ばしていくことができます。
これも大きいと思います。ペーパーだとようやく一次に受かっても、二次対策はそこからになるので、級をクリアするのに予想外の時間を要します。
SCBTは、毎回やるので、ちゃんと毎回対策する気持ちになれるし、毎回面接も受験してだんだん面接も得意になります。
まさに必要は発明の母といったところでしょうか。 - 面接での聞き返しが可能
SCBTでは、通常の英検の面接の「I beg your pardon」に相当する「もう一度聞く」ボタンを使って面接官の質問を2回まで聞き返すことができます。
対面の試験だと緊張して聞き返しづらいですが、このボタンのおかげで安心してスピーキングに集中できました。 - 試験の緊張感が軽減
子どもにとっては、パソコン越しの試験が対面よりも気楽だったようです。
特にスピーキングで緊張せず、自分のペースで話せたことが良かったと感じています。
4. 生活の一部に英語を取り入れる
早期英語学習の成功には、学びを生活の一部にすることが重要だと実感しました。
我が家では以下のような方法で、自然に英語に触れる機会を作っていました。
- 英語の絵本を読む
幼児期から英語の絵本を取り入れ、読み聞かせや自主的なリーディングを楽しむ時間を作りました。
- 英語のアニメや映画を観る
好きなキャラクターのストーリーを通じて、リスニング力を育むと同時に、英語に対する親しみを持たせました。
- 短時間集中型の学習
学習時間は短くても良いので、集中して取り組むことを心がけました。1日40分でも、毎日続けることで大きな成果が得られました。
5. 英語以外の科目とのバランス
英語だけに集中すれば、小学生のうちに英検1級を取得することも可能だったかもしれません。
実際、私が参考にした英才教育の書籍にはそのような事例が紹介されています。
しかし、我が家では英語だけでなく国語や数学とのバランスを重視しました。
特に国語力は、全ての学びの基礎になります。
日本語でしっかりとした読解力を育むことが、英語学習にも大きな助けとなりました。
また、数学では思考力を鍛えることができ、英語以外の科目にも適切に時間を割くことで、子どもの総合的な学力を伸ばせたと感じています。
まとめ 〜振り返って思うこと〜
振り返ってみると、我が家の「ゆる英才教育」は、毎日の習慣を大切にしながら、学びと遊びのバランスを取ることがポイントだったと思います。
そして、英検SCBTのような便利なツールを上手に活用することで、負担を軽減しながらも確実に成果を上げることができました。
現在中学生の子どもにとっても、小学生の頃に培った英語力や学びの習慣が大きな財産になっています。幼児期や小学生の頃の経験が、その後の学びを支える基盤になると感じています。
これから英検に挑戦しようとしているご家庭の参考になれば幸いです!