1. 英検で学ぶ『試験力』の基本
こんにちは、ウパパです!
我が家では小学校1年生から、年に2〜3回のペースで英検を受験しています。
この理由は、英検に合格したいからだけではありません。
英検を通じて「試験力」や「挑戦する姿勢」を育てることができるからです。
この記事では、英検を活用して得られる多様なスキルとその狙い、そして未来にどのようにつながるのかをお伝えします。
英検を単なる英語試験と考えず、子どもの成長を支える強力なツールとして捉えてみましょう!
(1) 試験全体を因数分解して攻略する力
一見不可能に思えるような難しい試験も、科目や分野ごとに細かく分解し、段階的に取り組むことで攻略可能です。
英検ではリスニング、リーディング、語彙、英作文、スピーキングといった異なるスキルが求められる複数のパートがあり、それぞれに対策が必要です。
こうした試験構造に慣れることで、「課題を細分化し、一つずつ克服する力」を自然に身につけることができます。
この力は、英検だけでなく、どのような試験でも役立つ重要なスキルです。
(2) 合格ラインを意識した戦略
試験ではすべての問題を完璧に解く必要はありません。
重要なのは、合格最低点を超えるために最適な戦略を立てることです。
英検では以下のようなスキルが鍛えられます:
- 得点可能な問題を優先:苦手な問題に固執せず、得点しやすい問題から確実に解く。→いわゆる「見切り」の能力を磨けます。
- 時間管理:各パートに適切な時間を配分し、焦らず取り組む。
- 得点配分の意識:どのパートで得点を伸ばすべきかを冷静に判断する。
これらのスキルは、英検だけでなく大学受験や資格試験の成功にも直結します。
(3) 本番の緊張感に慣れる力
試験の本番で力を発揮するには、時間配分を意識するスキルと緊張感に耐える経験が必要です。
英検を何度も受験することで、以下の能力が鍛えられます:
- 時間配分力:パートごとに最適な時間を割り振る判断力。
- 本番力:緊張感の中でも冷静に集中して実力を発揮する力。
→いわゆる「試験慣れ」です。
これらのスキルは大学受験やその先のキャリアでも大いに役立ちます。
2. 英検が育てる「考える力」と「表現する力」
大学受験や社会では、ただ知識を問われるだけでなく、自分の考えを論理的に伝える力が求められます。
英検の英作文やスピーキングパートは、この力を鍛える絶好の機会です。
(1) 英作文で養う論理的思考力
英作文では、与えられたテーマについて自分の意見を述べ、その理由を明確に説明する力が求められます。
この練習を通じて、以下のスキルが身につきます:
- 構成力:論点を整理し、意見をわかりやすくまとめる力。
- 表現力:適切な言葉を使って自分の考えを伝える力。
- 批判的思考力:賛否両論を考慮し、説得力のある主張を組み立てる力。
これらは大学受験の小論文や面接試験でも必要不可欠なスキルです。
(2) スピーキングで鍛える即興力と自信
スピーキングでは、限られた時間の中で自分の意見をまとめ、相手に伝える力が問われます。
この経験を積むことで、以下の力が育ちます:
- 即興力:その場で考えをまとめ、論理的に話す力。
- 表現力:自分の考えを的確に伝える力。
- 自信:緊張感の中で発表する経験を重ねることで得られる本番力。
こうしたスキルは、大学受験だけでなく、社会に出てからのプレゼンテーションやコミュニケーション能力にもつながります。
3. 小学校1年生からの英検受験をおすすめする理由
我が家が小学校1年生から英検を始め、年に2〜3回ペースで受験を続けているのは、この試験が英語力だけでなく「試験力」や「挑戦する姿勢」を育てる場として非常に効果的だからです。
特に、小さな成功体験の積み重ねが自信となり、さらなるチャレンジ意欲を引き出します。
年に数回の受験ペースは無理なく学習を続けられ、試験慣れするためにも適しています。
早いうちから試験の構造や流れに慣れることで、学ぶ楽しさを感じながら着実に力をつけていける点が大きなメリットです。
4. まとめ:英検を未来への投資に
英検は英語力を測る試験にとどまらず、「試験力」や「考える力」を養うための強力なツールです。
以下のようなスキルが、大学受験や社会での成功につながります:
- 課題を細分化して取り組む力
- 合格ラインを意識した戦略的思考
- 自分の意見を論理的に表現する力
英検を未来への投資と考え、小さな成功体験を積み重ねながら楽しんで取り組んでみてください。
子どもたちの成長と可能性を広げる素晴らしい一歩となるはずです!