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英検に6回落ちました〜幼児児童の英検受験の心得〜基準の置き方

 



1. 私の経験:7回挑戦して得た教訓

こんにちは!ウパパです。

受験時代、私は英語に絶対の自信を持っていました。

しかし、大学1年の英検準1級の受験で、私は挫折を経験しました。

1.1. 1回目の試験:予想外の壁

初回受験では、一次試験で不合格。リーディングやリスニングは自信がありましたが、語彙力不足が原因でした。

1.2. 2回目以降:部分的な克服

その後、語彙問題(第1問)に集中して取り組み、一次試験には合格。しかし、二次試験のスピーキングで何度もつまずきました。当時はCEFRスコアもなく、合否だけが結果として返ってくる試験でした。不合格のたびに自信を失い、心が折れそうになることもありましたが、「次はどの部分を克服しようか」と自分を奮い立たせ、少しずつパートごとに攻略していきました。

1.3. 7回目でようやく合格

最終的に、7回目の挑戦で準1級に合格しました。この経験を通じて、試験をパートごとに分解し、小さな目標を積み重ねることの大切さを学びました。英検は単なる結果ではなく、成長のプロセスそのものを楽しむ試験だと気づけた瞬間でもありました。

2. 幼児・児童の英検受験で伝えたいこと

私自身の経験から、子どもには「合格・不合格」を基準にするのではなく、「どこが成長したか」を重視するように伝えています。

英検3級までは、幼児児童の一発合格は可能です。

しかし、準2級以上は、格段に難しくなるため、2回〜3回受験が必要です。

うちの子どもは、小6から英検準1級を年に2回は受験しているので、もう何度も受験しています。

1級までの道のりは長く、必ず複数の不合格を経験することになります。

 

その間、

子どもの心を折らないためにどうするか?

 

昔の英検と異なり、

現在の英検ではCEFRスコアが導入されており、不合格でも、分かりやすく点数がでて、

努力の成果を詳細に分析することができます。

 

親子でこのスコアに基準を置くことで、試験を成長の一環としてとらえることが大切になります。

 

2.1. 合格・不合格にこだわらない

幼い子どもたちにとって、「合格しなければいけない」というプレッシャーは学ぶ意欲を削ぐ原因になります。試験を単なる学びの通過点として捉え、努力の過程を評価することが大切です。

例えば:

  • リスニングが前回よりも5点伸びたなら、その成長を思い切り褒める。
  • 英作文で新しい表現が使えるようになったら、それを認めてあげる。

こうした具体的なフィードバックが、子どもたちの自信を育み、次への意欲を引き出します。

3. 英検を模擬試験として楽しむ

英検は、合否だけに注目する試験ではありません。むしろ、自分の弱点を発見し、得意な部分を伸ばすための模擬試験として活用するのが理想です。

3.1. (1)弱点を克服する

結果を分析して、「次回はここを改善しよう」と具体的な課題を見つけます。例えば、英作文のスコアが低ければ、テンプレートを学び、練習問題を増やす。リーディングのスコアが低ければ、速読の練習を取り入れるなど、具体的な改善策を立てます。

3.2. (2)得意な部分をさらに伸ばす

一方で、得意な分野も放置せず、さらにスコアを伸ばす努力を続けます。リスニングが得意であれば、より高度な教材に挑戦し、自信を深めていきます。

4. 親子で楽しむイベントとしての英検

私が特に大切にしているのは、英検そのものを「親子で楽しむイベント」として捉えることです。試験の結果に一喜一憂するのではなく、受験そのものを家族で楽しむ体験に変えることが重要です。

4.1. (1)受験後はお祝いを

試験を受けた後は、合否に関わらず「よく頑張ったね」と声をかけ、お祝いをします。例えば、特別なディナーやケーキを用意し、受験したこと自体を称えます。「試験を受けた日が楽しい思い出になる」という体験は、子どもたちが次回の挑戦を楽しみにする大きなきっかけになります。

4.2. (2)結果が返ってきたときの対応

結果が返ってきたら、合格の場合はもちろんお祝いをしますが、不合格だった場合も「全然気にしなくていいよ」と伝えます。その上で、セファールスコアを確認し、「英作文が前回より5点伸びたね!」など成長した部分を具体的に褒めてあげることが大切です。

5. 英検が教えてくれること:成長の確認と目標設定

英検は、英語力を総合的に測る試験であり、成長を確認し、次の目標を設定するための貴重な機会です。試験を「成績の評価」としてだけではなく、成長のモニタリングツールとして活用することで、子どもたちは英語学習をもっと楽しむことができます。

6. まとめ:親子で楽しむ英検のすすめ

私自身が7回挑戦して合格した経験、そして娘との英検対策を通じて学んだことは、「合格・不合格にとらわれないこと」の重要性です。

英検を模擬試験のように活用し、セファールスコアを基準に成長を確認することで、子どもたちは自分の努力を認め、次の挑戦に意欲的になれます。

親としても、試験を「楽しむイベント」として割り切り、子どもの努力を具体的に褒めてあげることが大切です。家族で英検を楽しむ時間を作りながら、一緒に成長を喜ぶ経験を積み重ねていきましょう。