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赤チャートの失敗から学んだこと:スモールステップの大切さ



赤チャートの失敗から学んだこと:スモールステップの大切さ

赤チャートに挑戦した理由

こんにちは!ウパパです。

 

今日は、私が高校時代に経験した「赤チャート」という参考書についての失敗談をしながら、子どもの英才教育にも活かせる「スモールステップ」の重要性についてお伝えしたいと思います。

 

私が高校時代、進学校でライバルに追いつき、周囲から頭ひとつ抜け出るために「赤チャート」という難関大学向けの数学参考書を使い始めました。

 

単純に東大目指す人の参考書を使ったら、レベルアップするだろうと思ったからです。

これが大失敗!!!

 

基礎ができていない私は、解説を読んでも全く理解できなかったんですよね。

解法を覚えようとしても、意味がわからず、結局、暗記に頼りがちになっていました。

 

ちなみに「数学は暗記だ!」という教えもありますが、本当に丸覚えではダメです。

あれは、理解してから暗記してね!という意味であって、理解できないものを丸暗記するだけでは数学が得意になれないし、むしろ嫌いになるだけです。

 

実力のない人間が、ハイレベルな赤チャートの数学の解法暗記をするとどうなるか?

 

赤チャートをやってもなかなか進まない、そもそも解説が理解できない…理解できないからやる気も起きないし、ますますページが進まないという悪循環に陥ってしまいました。

 

正直、赤チャートという苦行が苦痛すぎて、数学が大っ嫌いになりました。

スモールステップで進む理由

赤チャートの迷宮に入り込み半年も無駄にしたあと、私は易から難へという学びの原理原則に立ち戻り、「白チャート」に切り替えて、基礎からしっかりと学び直すことに決めました。

 

白チャートは簡単すぎるように思えましたが、実際に解き進めることで基礎力がしっかり身につくことに気づきました。

数学の楽しさも少し感じられるようになりました。

 

今振り返ればこれが、まさに「スモールステップ」の大切さに気がついた瞬間です。

 

少しずつ簡単なものから難しいものへ順を追って進めていくことで、理解が深まり、自信がつき、次のステップに進むことができたんです。

 

たとえば、数字の足し算や引き算を一度しっかり理解してから掛け算や割り算に進む…こんな風に、やるべきことを積み重ねていくことで、無理なくスムーズに進めるんです。

 

*ちなみに、掛け算は足し算と関係が深く、割り算は引き算と関係が深いのです。

 

高校生になってからそんな事に気がつくなんて、気づくのが遅いと、ブログ読者の皆さんに笑われちゃいますよね!

 

お子さんの教育に活かす方法

この経験というか、大きな後悔?は、私の娘の英才教育に大いに役立ちました。

 

とにかく焦ってレベルの高い教材をやらせて、勉強に対する負の感情を持たせない、勉強嫌いにさせたくないというのが、私の根っこにあります。

 

易から難への原則を忘れないこと

スモールステップで順番にじっくり進むこと

穴をつくらずに丁寧にピラミッドを積み上げていくように勉強をすること

 

そうすればきっと、難しい数学を理解して、楽しささえ覚えると思えました。

わたしの同級生がそうだったからです。

教科書を理解し、青チャートをやり、大学への数学とか楽しそうに解いていました。

もちろんセンター試験(共通テスト)の模試や本番は、みんな常に200点満点に近い点数でした。

 

娘にはあんなふうに楽しそうに数学ができる子になってほしいなとずっと思ってきました。

 

スモールステップの英才教育の教材はいろいろ試しましたが、最後は公文式に落ち着きました。

たった一日5枚とか3枚なのですが、「スモールステップ」でプリントを一歩ずつ進めることの大切さを実感しました。

 

  • 焦らず、少しずつ進むことが大事。
  • 答えを急がないことで、子ども自身が考える時間を大切にする。
  • 「できた!」という達成感を感じながら、次のステップに進んでいく。

このように、焦らずに少しずつ進めることが、子どもたちの学びを楽しく、効果的にするカギとなります。

まとめ:スモールステップで学びを進めよう!

子どもが学ぶ力を身につけるために、数学も他の科目も「スモールステップ」で進むことが大切です。

赤チャートでの失敗から学んだように、基礎をしっかり固めることこそが最も重要なんです。

 

その手段として、スマゼミ でも、Z会でも、公文でも、学研でも、市販の参考書でもなんでも良いのですが、

いずれにしても、親が焦って難しいものをやらせてはならないということです。

 

ゴールから逆算をし、シームレスに、無学年に、スモールステップでじっくりと進めていくこと

これが英才教育を成功させる秘訣です。

 

どの教材がよいかは本当にひとそれぞれなので、子供に合うかどうか、実際に色々とやってみて決めるしかないと思います。

 

親がこれが理想と押し付けるだけではうまくいきません。

 

ただ、こうした英才教育の原理原則だけは意識する必要があると思います。